以前、横浜に引っ越しした後、母の認知症の状態がわかって、施設にショートステイさせる方向が進んだこともあって、「2024年11月の会社年休取得推奨日に台湾旅行を計画中」と台湾に旅行に行くことを企画していた。すでにH.I.S.に代金を支払、航空機のチケット確保とホテル確保までできていた。
しかし、認知症だった母は、先週、急遽この世を去ってしまった。その後の手続き等でバタバタしていたのだが、昨晩父から電話があった。父によれば、母の死亡に関する手続きが止まっているという。どうも役所の手続きの進捗が止まっているためらしい。
そんな話をした後に、父は「四十九日なんだが、お寺さんと相談して、11月23日にやる方向で調整中」と言ってきた。11月23日は台湾旅行に行っているときだから、「都合が悪い」と言ったのだが、「四十九日の日程を変えることも難しい」と言われたので、やむなく台湾旅行もキャンセルせざるを得なくなった。
今年1年、旅行は全くできていない。母の認知症悪化と父の介護疲れのフォローのため、横浜に引っ越すのに精力を使っていたために、旅行に行く機会がなかったのだが、まさか、台湾への2泊3日の旅行ですら行くことが叶わないとは、想像だにしなかった。この歳になると、親のことで動かなければいけないのはわかるので、文句はつけないが、多少はがっかりしている。
少しラッキーだったのは、四十九日の日程がある程度早めに決まりつつあるので、H.I.S.に予約していた航空券とホテルの予約キャンセルもキャンセル料がかからずにできそうだということである。損失といえば、地球の歩き方の「台北」のガイドブック代1980円と、海外旅行なので海外の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスを取得したので、その年会費11000円ぐらい。多分、プライオリティ・パスは国内の空港ラウンジでも使えそうなので、どこかで使うこともあるだろうとは思う。元は取れないけれど。
しかし、この調子では来年のゴールデンウィークにイギリスに行けるのかわからなくなってきた。残された父のことを考えると不安の種だし、しばらく様子見しかできない。
コメント