4KテレビとAV機器をコントロールするHDMI CEC機能が時々機能しなくなる

過去の記事をチェックしていたところ、最初にこの問題が発生したのは2024年11月のようだ。それ以降、時々4KテレビとAVアンプ、Apple TV 4KなどのAV機器をテレビのリモコンでコントロールするHDMI CECが機能しなくなることがある。

発生要因は不明だが、AVアンプに接続している機器のうち、HDMI CECに対応していないものが2つある。一つはテレビゲーム機のNeoGeo miniであり、もう一つは中華製のHDMI変換器を通じて接続しているLDプレイヤーである。そのため、HDMI CECの制御下にない機器が影響している可能性も考えられるが、確証は持てない。

HDMI CECが機能しなくなると、テレビのリモコンでAVアンプの操作ができなくなるだけでなく、Apple TV 4Kや4K UHD Blu-rayプレーヤーの操作も不能になる。それどころか、eARCの機能も失われ、テレビの音声がAVアンプから出力されず、テレビのスピーカーから再生される状態になってしまう。

確実な解決方法は見つかっていないが、これまで試した限りでは、4Kテレビの電源を完全にオフにする、AVアンプをリセットするなどの方法がある。ただし、最も効果的だと感じるのは、4KテレビとAVアンプをつないでいるHDMIケーブルを両端から取り外し、しばらく放置した後に別のHDMIケーブルに差し替えて使用する方法である。この方法を試すと、復活することが多い。

この症状が出ると解決までに時間がかかるため、非常に焦る。悪戦苦闘しながら20〜30分ほど機器の電源を切ったりつけたり、HDMIケーブルを抜き差ししたりしているうちに復旧することが多い。直ったときは一安心するものの、次回また発生する可能性があるため、気が抜けない。

HDMI CECの制御ができなくなると、4Kテレビ(Panasonic TH-55LX950)のビエラリンクが機器を見失い、Apple TV 4K側のHDMI CECも機器を見失っている状態になる。そのため、AVアンプに原因があるようにも思えるが、常時発生するわけではないため、特定には至っていない。4Kテレビ側の問題の可能性も否定できない。

冒頭で述べたように、HDMI CECの制御が効かないテレビゲーム機があることも影響しているのかもしれない。そこで、夏頃を目処に新しいテレビゲーム機を購入しようかと考えている。特にNeoGeo miniはHDMI端子が不調で、映像や音声を出力しないことがしばしばあるため、これが原因の可能性もある。

どちらにしても、カット&トライを繰り返しながら少しずつ調査していくしかないのだろう。現時点でメーカーに修理を依頼しようにも、どのAV機器のメーカーに問い合わせればいいのか判断がつかないのが悩みどころである。

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