今、NHKスペシャルで震災後の二次被害のことをやっている。せっかく地震や津波から逃げ延びたのに、持病の薬がなくて死んでしまうという話だった。これを見て、ちょっと僕のことを考えて背筋が寒くなった。僕もメンタルな病気で薬が欠かせないし、地震の次の日の診察は、病院が開店しているか不安もあった。幸いにも一部先生は到着が遅れるものの診察は無事行われ、薬も手に入れることができたのだが、もしこれが関東で起こったなら、薬も手に入らなくなり、僕はおかしくなっていただろう。そう考えると、今こうしてテレビを見ていることの幸運に感謝したくなる。佐野元春の詩じゃないが、それを希望と呼んでもいいのかもしれない。
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