インターネットのビデオ・オン・デマンドのHulu、日本テレビの資本で事業運営

appleTVの数少ない日本のビデオ・オン・デマンドサイトとしても有名なHuluであるが、今日、事業を日本テレビの資本傘下に入ることが明らかになった。今後は日本テレビの運営の元、プログラムを配信していくという。この話を聞いたとき、「あぁ、Huluも終わったな」という感想だった。と言うのも日本のメディアは著作権や、カテゴリーの縛りがきつすぎて、アメリカ辺りの様な豊富なビデオ・オン・デマンドのコンテンツが揃わないという弱点を露呈しているからである。それが日本テレビというある一つの会社が単独で資本参加するということで、コンテンツも更に制限されていくことが予想される。例えば日本テレビでよくアニメが放送されるスタジオ・ジブリの作品は拡充するが、他の放送局で放送されたアニメは提供されない、といった弊害が容易に予想される。こうなった背景には、多分従来のHuluの事業運営会社の事業が失敗しているのが原因と思われるが、日本テレビ1社の参加により、そのコンテンツ配信は更に偏ることが予想される。僕もAppleTVでHuluを観られる環境にはあるが、今のところBlu-ray/DVDのコレクションが多すぎてHuluまで手が回らないので、あまり関係はないが、今後ビデオ・オン・デマンドが主流になった時に、多分この話は色々弊害が出てくると思う。どうなるか、様子を見てみることが必要だと思う。

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