格安SIM、前年比90%増の326万契約に、MM総研調査で

MM総研が調査したところによると、いわゆる「格安SIM」と呼ばれるMVNOの契約率が、前年比で急増していると伝えている。「独自サービス型SIM」だと、前年比190%増の326万件まで増えている。シェアでいうと、NTTコミュニケーションズが、73万8千件で、80%の伸び、二位がIIJmioで、2.1倍の53万6千件、三位がBiglobeで、23万3千件と躍進しているという。格安SIMが流行っているのは、やはり一つにSIMフリースマートフォンの販売増が増えていることが要因だと思う。特にAppleのSIMフリーiPhoneは、昨年末から今年の3月末まで販売中止していたとはいえ、結構格安SIMの販売増に貢献したのではないかとすら感じるところはある。もちろんAndroid端末でもSIMフリー機はいろいろあるので、そういった機種の存在も影響を及ぼしているとは思う。まあなんにしても、運用コストが安いので、速度とかにあまりこだわりがなければ、格安SIMは選択肢の一つに入ってくる。あとは、自分で問題が起きた時の切り分けができる力量があるかどうか、ということだろう。それが出来ない人は、おとなしくキャリアに入っていた方がいい。サポートが手厚いからである。もちろんその分コストはかかる。まあそうは言っても目先の安さにつられ、格安SIMを契約する人は今後も増えてくるから、プロバイダーもサポート強化をせざるを得ないと思う。そういう意味では、今後何が起こるかわからないところが、面白い業界になると思う。僕も使っていて、安さには助かっている。しかし、昼休みの混雑には閉口してはいるが。

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