東芝、富士通、VAIOが事業統合へと舵を切る

経営が悪化している東芝が、同じくPCの売上不振で苦しんでいる、富士通、ソニーから分社化したVAIOと事業統合するというニュースが入ってきた。もしこれが実現すると、国内市場の3割を占める巨大企業になるわけだが、こうなる要因としては、もともとPCの売れ行きが不振を極めている、という点にある。これまではPCメーカー赤字で、MicrosoftとIntelだけが黒字というWintel軍団一人勝ちの様相だったわけだが、最近はMicrosoftも赤字らしい。Windowsが行き詰まっている感があり、スマートフォンの普及とともに、PCの需要はさらに下がっていくような気がする。タブレット端末も売れていないらしいし、スマートフォン一人勝ちの状況らしいが、PCはもう少し市場開拓できてもいいような気はする。ちなみにこの統合、VAIOは難色を示していて、最悪東芝と富士通だけになる可能性もあるとか。メーカーの意地みたいなものかなと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました