Google検索、アルゴリズム変更でキュレーションメディアを落とす

DeNAの運営する医療サイト、WELQの記事内容の信頼性が薄いとして、問題になったのはつい先日のことである。他のサイトからの記事の引用で、内容が薄く、信頼性のない記事を大量に作ることで、Googleの検索結果の上位を占めるという手法に、記事の信頼性の無さと同時に、その信頼性のない記事が検索結果で上位に来ることに、DeNaのみならず、Googleにも批判の声が集まっていた。そのGoogleが、今日、内容の薄い大量のページを持つキュレーションサイトについて、検索結果に現れにくくするよう、アルゴリズムを変更したことを発表した。Googleが日本語サイトでこういう仕様変更を発表するのは極めて異例で、それだけGoogleにも批判が集まっていたと言えるだろう。これにより、Googleの検索結果で、欲しい情報が上位に来ずに、そのまとめサイトが上位に来るという現象はかなり解消されると思うが、まだ修正は終わっていない可能性もあり、しばらく順位の変動もあり得そうである。僕は当然ながら、このブログとWebサイトを運営していることから、こういう情報には、気になっており、自分のサイトにどう影響するか、確認を取っているところである。まあ、キュレーションサイトは、はっきり言って役に立たないサイトだったので、それが正当に順位を落とすのは、正しい行為だと思う。