Apple Watch Series 3はMVNOでは利用不可能か?

今朝のニュースのトップはiPhone Xだったと思うが、その裏で結構重要なネタが盛り込まれていたので、今日はそのうち2本を書いてみたい。1本目はApple Watch Series 3についてである。8月ぐらいから、ネット上の噂として、Apple Watch Series 3はLTE対応になる、という情報が流れていた。しかし、それ以上ははっきりしなかったが、Apple Watchのサイズからして、nanoSIMを差し込む形になることは無理だろうということから、eSIMになるだろうという推測が流れていた。その時に気になっていたのはキャリアではなく、MVNOである。MVNOはキャリアのSIMに構成プロファイルを設定することで独自の回線を利用している。それがeSIMになると使えないのでは、という危惧を持っていた。で、今朝早くApple Watch Series 3の発表があったのだが、当然のごとくeSIMで、キャリア対応しか発表がなかった。技術に定評のあるIIJmioが、午前中にTwitterで、「この情報は入ってきていないし、実機も入手できていないので、出せる情報はない。今後継続して情報は出していくが、IIJmioでは使えない可能性もある」と声明を出していることからも、MVNOではApple Watch Series 3は使えない可能性が大きくなっている。僕は、このためにキャリアに戻るのも費用面で苦しいので、とりあえず予約はキャンセルする。23日に製品が発送され、IIJmioで解析が行われ、その結果に対して、どうするか考えたいと思う。Apple Watch単体でメールとか受け取れるのは、いいアイデアだとは思うのだが。僕もiPhoneとの通信圏外で会議やっていること多いので、単独通信できること自体は、メリットだと思う。ただ、MVNOで対応できるのか否かがわからないのがデメリットである。

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