スター・トレック:ディスカバリー シーズン2 第6話「雷鳴」

あらすじ

ディスカバリーが追いかけている信号が、サルーの故郷、カミナーに現れた。サルーは、意図しない故郷への帰還に困惑する。しかし、信号源を探るため、マイケルとサルーは、カミナーのサルーの故郷の村に降り立つ。そこで待っていたのは、司祭になっていた妹だった。しかし、妹は、サルーを拒む。ケルピアンとバウルの調和を乱すと考えたからである。ディスカバリーは、バウルと連絡を取ろうとするが、バウルは好戦的であり、バウルからの情報は得られなかった。それどころか、サルーの存在を知って、ディスカバリーに敵対する。サルーは、故郷のケルピアンを救うため、一人カミナーに降りる。マイケルは、ティリーと協力して、ケルピアンをバウルから救う手立てを考える。

感想

ケルピアンのサルーについては、これまでも過去の話がたびたび描かれてきたが、今回のエピソードは、なんと「Short Trek」で描かれた、サルーの旅立ちの話を受け継ぎ、ケルピアンとケルピアンを支配するバウルとの関係を描いた異色作になっている。バウルがなぜ、ケルピアンを間引きしているのかが、これまではわかっていなかったが、今エピソードでその辺が描かれ、ケルピアンとバウルの関係が変わっていくことが示唆されるのが、スター・トレックらしい展開であると言える。謎の信号源についても、今回の話でまた少し明らかにされ、話がより面白くなってきた。サブ・ストーリーでは、蘇ったカルバーの存在が、微妙な感じなのが、今後に影響しそうで、気になるところである。

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