アメリカの映画チェーン店、AMCが20日から一部営業再開

 ニュースとしては数日前の話になるのだが、新型コロナウイルスの影響が甚大なアメリカで、最大映画チェーン店であるAMCが、20日から一部劇場の営業を再開する。全米600館のうち2/3程度を再開させるという。9/3に今年最大の話題作になるはずだったクリストファー・ノーラン監督の「テネット」が公開されるのに合わせての再開である。「テネット」自体も新型コロナウイルスの影響を受けて公開が何度か延期され、8月末にヨーロッパやアジア等で先行上映する形式をとっている。日本は最初から9/18公開の予定でいて、これは変わっていない。しかし、AMCも映画の最大の顧客を抱えるカリフォルニアでは映画館を開館できず、苦しい状況には変わりはないようである。IMAXフィルムで映画を撮影し、フィルムでの撮影と上映にこだわりを見せるノーラン監督にとっては、劇場での公開は譲れない条件だったのだろうと思うが、巨額の製作費が劇場で回収できるかは不明である。最終的にはBlu-ray/DVDとNetflix等の配信サービスでの利益で、なんとか回収できる程度ではないかと推測する。日本では9/18に公開されるので、僕的には「テネット」はIMAXで見たいと思っている。でも、この新型コロナウイルスの蔓延の状況下で、劇場まで見に行けるのか、疑問がある。見に行けても席の確保で大変なことになりそうである。

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