日本人の映画離れが深刻化

今日の日刊工業新聞に、「シニアは映画館離れ、若者は映画離れ、は本当?」という記事が出ている。映画館の観客動員を元にした映画館指数を見てみると、2018年度は低下している、とある。2006年と2106年でどれだけ1年のうちに映画館に行ったかという指数で見ると、どの世代でも映画館で映画を見なくなっているという調査結果が出ている。では、映画館以外(ビデオやTV等含むと思われる)ではどうかというと、55歳以上の年齢層では、映画に接する機会が2006年より大きくなっていることから、高齢者での映画に接する機会は大きいと言える。ただ、それ以下の世代では映画そのものに触れる機会が減っているようである。若年層を中心に映画の代わりに何に接しているかというと、SNSや動画共有、ゲームなど、スマートフォンでできる事柄が上位を占めている。映画好きの僕的には、あまりよろしい環境ではなくなっている。スマートフォンは、情報を仕入れるのにはいいのだが、心に残る何かがない。映画だと、心に残る何かがある。だから僕は映画をよく見る。自宅でのビデオ鑑賞が主だが、話題作は映画館にもよく足を運ぶ。でも、こういう人種は化石みたいなものになってしまうのだろうか。ネットで映画の感想を書いても、リアクションは少ない。寂しい限りである。

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