映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の音響効果がすごい

昨日、映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の鑑賞後の感想を書いているが、書き忘れたことがあった。ホームシアターを構築している関係上、映像の魅力と音響効果の素晴らしさについて気づいたことがあったのだが、書き忘れていたのである。「この世界の片隅に」も音響効果は5.1chサラウンドではあるが、空襲シーンなどは5.1chとは思えないぐらい素晴らしいサラウンド空間を構築していたのであるが、今回鑑賞した「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、音響効果がパワーアップしている気がしている。鑑賞した劇場の設定もあるのだと思うが、大砲の音は重低音が響き、空襲シーンなどは5.1chとは思えないイマーシヴなサラウンド空間を構築していて、片渕監督のこだわりが音響面でも遺憾なく発揮されていたのである。天井スピーカーなど無いはずなのに、頭上で鳴っているかのような音響効果は、日本映画にしては異端では無いかと思われる。ホームシアターを構築している人は、劇場でその素晴らしさを体感するのもいいかと思う。

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