レビューの詳細は、ゴースト・ドッグ(HD/Netflix)/Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。この映画は多分DVD初期の頃に一回見ていて、印象が強かった映画である。アメリカのCRITERION COLLECTIONからこの「ゴースト・ドッグ」がリリースされたので、購入はしたものの、結局見たのはNetflixでの字幕付きという有様である。しかし、Netflixのマスターは映画の冒頭でJANUS FILMSがクレジットされていることから、CRITERION COLLECTIONのマスターと同一ではないかと、勘ぐっている。物語は日本の武士道を敬愛し、自身の暗殺術に武士道を当てはめて暗殺を行うゴースト・ドッグが、マフィアと対立して戦いに挑む、という展開だが、物語的にはあまりアクションシーンはない。日本の武士道を強調するために、映画の随所に「葉隠」の一節が字幕で出てくるぐらい、武士道がテーマになっている映画である。映像はHD/SDRではあるが、HDとしては十分な解像度と色彩を持っていて、魅力に溢れた映像を提供している。音響はDOLBY DIGITAL 5.1chサラウンドであるが、ヒップホップ音楽の低音が鳴り響き、環境音が縦横無尽に動き回るところなどは、面白いサラウンドになっていると思う。
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