土岐麻子「PASSION BLUE~冷静寄りの情熱ツアー」福岡公演の感想

土岐麻子の最新アルバム「PASSION BLUE」がリリースされたのは昨年の秋、10月だったと思う。その頃にこのアルバムのプロモーショナル・ツアーである「PASSION BLUE~冷静寄りの情熱ツアー」の全国ツアーのチケットも一斉に発売された。2019年秋の時点で、この福岡公演が2020年の1月の3連級の中日に開催されることがわかったので、チケットぴあでチケットを確保し、今日まで待っていた。昨年は佐野元春のライブしか見られなかったので、久しぶりに佐野元春以外のミュージシャンのライブを見たことになる。今回のツアーでは、なんとベースがいなかった。ベースのいないバンドで楽曲を再現できるのかと思っていたが、ちょっと意外な方法でその問題を解決していた。それはこれから見る人のために伏せておくが、一部はある方法で、別の曲は別の方法で解決していた。それは、曲のCD音源とは異なるアプローチであり、なかなか面白い試みであった。アルバム「PASSION BLUE」からの曲が中心のライブではあったが、過去曲も色々演奏され、約2時間以上のライブを飽きさせず、楽しませてくれた。土岐麻子としては年を跨いだツアーは初めてとのことで、それを意識した選曲にもなっていた。土岐麻子のライブだとずっと座って鑑賞というパターンなので、すごい楽である。新年最初のライブとしては、いい感じに終わったなという意識がある。

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