新型コロナウイルスの影響で、ハリウッド映画は軒並み上映延期を決めているが、当初5月1日の公開予定だったマーベル映画の「ブラック・ウィドウ」は、11月6日に延期していた。それがさらに延期が決まり、今度の公開予定日は2021年5月7日である。これはアメリカでの公開の話だが、当然日本もその影響は受けるはずである。ディズニー傘下のマーベル映画が、「ムーラン」実写版みたいにDisney+でのみ配信とならなかったのは、映画館への配慮とも取れるが、強引に劇場公開をしているワーナーの「TENET テネット」のアメリカでの興行収入がダメージを受けているのを考えると、しばらく新型コロナウイルスの影響がどう変遷していくのか見守って、最大限の利益を確保したいという思惑も見えてくる。とにかく、今年はDisney+で配信が決定したドラマ「ワンダヴィジョン」以外はマーベル映画の上映はなく、寂しい限りである。
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