スター・トレック:ディスカバリー 第13話「過去は序章」

あらすじ

ディスカバリーの船長だったロルカは、実は平行宇宙の人間だった。ロルカは脱走し、皇帝ジョージャウに反逆を企てる。勢力はロルカの方が上で、ジョージャウは次第に追い詰められていく。その中でバーナムはロルカの策略もあって生き延びていた。ディスカバリーのサルーと交信したバーナムは、皇帝の船のシールドを下げるべく、ジョージャウと共闘する。一方ディスカバリーでは、胞子網が死につつあることを知り、それを打ち砕くべく、作戦を練る。それは皇帝の船のリアクターが胞子網を酷使していることで胞子網が死につつあることを踏まえ、皇帝の船のリアクターを破壊することで胞子網を復活させようとするのである。その作戦にはディスカバリーの存在そのものの危険性もあったが、復活したスタメッツやティリーらの調査により、元の世界に戻れるかも、という希望を抱かせた。そして、バーナムとディスカバリーは作戦を実行する。

感想

平行宇宙でのエピソードは一応今回で終了するのだが、前回のラストで驚かされたロルカ船長が平行宇宙の人物だったことを踏まえ、ロルカが皇帝の座を狙い反逆するという大きな動きが今回のメインテーマである。そして、それに抗うジョージャウ皇帝とバーナムの関係もなかなか面白い。平行宇宙のエピソードがラストとは書いたが、ラストはまた意外な展開で終わってしまい、まだ話にケリは付いていないと言えるだろう。平行宇宙では何人かのキャラが姿を消すが、その消え方もカタルシスを感じさせるものになっている。あと2話で第1シーズンは終わりだが、どう結末をつけるのか、興味は尽きない。

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