佐野元春、「ヤァ! 40年目の武道館」を鑑賞しての感想

今晩、東京の日本武道館で、佐野元春のデビュー40周年を記念したライブ、「ヤァ! 40年目の武道館」が開催された。新型コロナウイルスの感染拡大のため、東京はまだ非常事態宣言下にあるが、ライブが開催されるということで、福岡からわざわざ遠征をして、ライブに臨んだ。午後1時福岡発の飛行機に乗って羽田空港に向かったのだが、東京の天候悪化のため、着陸が30分以上遅れ、更に京浜急行もダイヤが乱れていて15分程度遅れが発生していた。午後4時半に日本武道館に到着し、記念のTシャツを受け取って会場入りしたら、開演まで後10分というギリギリさだったが、それでもライブには間に合った。ライブだが、セットリストはスマートフォンアプリのDaisyHeadzで既に公開されているので、ファンの方はそれを見たらいいと思うが、最初の「ジュジュ」から意外性のある選曲だったと思う。個人的には「Heart Beat」がオリジナルに近いアレンジで歌われたのが、ツボにハマっている。バンドメンバーはTHE COYOTE BANDにDr.kyOnとブラスセクションが足された形だったが、35周年の時と違って、ギターに藤田顕が参加しているのがポイントだと思う。THE COYOTE BAND全員に加えて、サポートが参加というのがインパクトある布陣だと思う。残念なのが、時々ハウリングを起こしていたことだろうか。ビデオ撮影クルーは入っていたのだが、ハウリングを起こした曲はビデオには使えないなと思う。これは大阪城ホールでカバーかなと思う。今日は佐野元春の65歳の誕生日でもあったが、ライブの最後にステージ上に「Happy Birthday, MOTO We Love You」と書かれた文字が投影されていたのが印象的だった。佐野元春のデビュー40周年の記念ライブは新型コロナウイルスの感染拡大により、大幅に予定を変更せざるを得なかったが、この日本武道館のライブ、そして4月の大阪城ホールだけでもなんとか記念ライブを開催できたのは、最低限だが、形にできたことだと思う。

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