AppleがiPhoneやiPad+AirPods ProもしくはAirPods Maxで空間オーディオのサービスを始めたのは、確か6月ごろだったと思う。邦楽のDOLBY ATMOS対応が遅かったこともあり、あまり積極的に聴こうとは思わなかった。ただ、邦楽でOfficial髭男dismがDOLBY ATMOS対応の楽曲を出してきたこともあり、一回聞いてみないといけないなと思った。とはいうものの、Official髭男dismを聞こうという気にはなれなかった。じゃあ、何がいいかと思ったら、ビートルズがあった。ビートルズは割ととっつきやすい洋楽であり、その中でも「Abbey Road」と「Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band」はDOLBY ATMOSに対応していた。それで、今日会社に出社する用があり、地下鉄に乗るのに音楽を聞く時間ができたので、「Abbey Road」をDOLBY ATMOSの空間オーディオで聞いてみた。音圧は低めであるが、今まで後頭部で鳴っていたサウンドが、前方から聞こえてくる。また、音の移動感は頭上をぐるぐる回っている。これは、面白い感覚だなと思った。ただ、僕がここ1年映画を見る際に使っているEXOFIELD THEATERと感覚的には同じだったように思う。これからDOLBY ATMOS対応楽曲が徐々に増えてくるのだろうが、まずはビートルズあたりが拡充されると、聴きやすいかなと思う。
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