AVアンプとEXOFIELD THEATERのHDMIセッティング方法を変更する

AV機器

僕がVictorのEXOFIELD THEATERを、自宅のホームシアターに組み込んで1年以上になる。 最初のセッティングは、取扱説明書にある通り、4K UHD Blu-rayプレイヤーやApple TV 4KをEXOFIELD THEATERにHDMIケーブルで接続し、EXOFIELD THEATERからHDMIケーブルでAVアンプに接続し、AVアンプからHDMIケーブルでTVに接続する方法をとっていた。しかし、この接続方法で各機器のHDMI CECをONにしてしまうと、EXOFIELD THEATERとTVがARCでの接続になってしまい、AVアンプ側から音が出なくなってしまうのである。

図に示したのが、その接続方法で、スピーカーから音は出ない。テレビからの音声は全く出ず、4K UHD Blu-rayプレイヤーやApple TV 4Kの音もEXOFIELD THEATERからヘッドフォン出力になってしまう。EXOFIELD THEATERの電源を切ればAVアンプから音は出るが、HDMI CECの影響で何か操作するたびにEXOFIELD THEATERの電源がONになってしまい、かなり使いづらい。そこで、TVとEXOFIELD THEATER、AVアンプの接続方法を変えてみた。下図に示すように、EXOFIELD THEATERからのHDMI出力をTVの4K入力できるHDMI2端子に繋ぎ、TVのARC機能付きのHDMI3端子とAVアンプをダイレクトに接続した。

こうセッティングすると、TVを起動したときにAVアンプも自動で立ち上がり、TVの音声がAVアンプで聴ける。で、4K UHD Blu-rayプレイヤーやApple TV 4Kを起動すると、基本はTV経由でAVアンプで音が聴ける。EXOFIELD THEATERはHDMI CECをOFFにしているので自動起動はしない。EXOFIELD THEATERを手動で起動したときに、4K UHD Blu-rayプレイヤーやApple TV 4Kの音はEXOFIELD THEATERで再生され、AVアンプからは音が出てこない。EXOFIELD THEATERで音を聞く際には、いちいちEXOFIELD THEATERの電源をONにしなければならないが、EXOFIELD THEATERのヘッドフォン自体も電源ONにする必要があるので、こちらを電源ONにすれば、HDMIで繋がっているプロセッサーも自動でONになるので実用上は変わらない。この接続の問題といえば、ARCがDolby TrueHDやdts-HD MAベースのDolby Atmosやdts:Xを通さないので、スピーカーではロスレスのDolby Atmos等が楽しめないことぐらいか。Dolby Digital PlusベースのDolby Atmosは通すので、Apple TV 4KのロッシーDolby Atmosはスピーカーで聴ける。基本の考え方は、TVの音やApple TV 4Kの音楽をスピーカーで楽しみたい時なので、しばらくこれで聞いてみるかと思っている。

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