2022年12月16日より公開された映画「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」、日本ではアニメ映画の「THE FIRST SLAM DUNK」と「すずめの戸締まり」に阻まれ、今一つヒットしきれていないが、日本を除く全世界では大ヒットを記録している。
2023年1月6-8日の興行収入でも世界的にNo.1の座を維持し、北米での興行収入は5億ドルを超し、全世界では17億ドルを突破している。劇場公開前は、「制作費がかかり過ぎているので、損益分岐点が非常に高く、歴代全世界興行収入のNo.2かNo.3を稼ぐほどのヒットをしないと、続編は制作できない」と言われていたのであるが、どうも劇場公開後はその損益分岐点は歴代全世界興行収入のNo.2かNo.3でなければならないほど稼げなくてもいいようで、現時点でどうもほぼ損益分岐点はクリアしているようである。
そのせいか、ジェームズ・キャメロンは「アバターの4-5作目も作らなくてはいけないようだ」という発言を公式にしていて、劇場公開前の予想から多少ずれて、予想以上にヒットしている作品になっている。
僕個人も初日にIMAXレーザー/3D/HFRでこの作品を鑑賞して、あまりの映像表現の凄さに度肝を抜かれた口なので、この映画のヒットは素直に嬉しいが、日本だけアニメに観客動員で負けているのは、日本のガラパゴス化を示しているようで、納得し難い。「アバター」関連のニュースをYahoo!で見ていても、ユーザーの評価が芳しくないのは、違和感を感じる。このグローバル化の流れの中、日本がこれでいいのか、という感じである。
どちらにしても、「アバター」は4-5作目も制作され、劇場公開されるようなので、2028年までは期待していていいのではないかと思う。
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