DaVinci Resolve Studio 18で、ArturiaのSynclavier VをInstrumentとして利用可能

先日、DaVinci Resolve Studio 18のライセンスを購入して、DaVinci Resolve Studio 18のアクティベートを行い、無料版DaVinci Resolve 18で作った動画をHLGのHDRからDOLBY VISIONのHDRに設定し直し、再度書き出す作業を行ったのだが、その際のテストとして、DaVinci Resolve Studio 18で、Arturiaというシンセサイザーメーカーのソフトウェアシンセサイザー、Synclavier Vが使えるのか、テストしてみた。無料版のDaVinci Resolve 18でもVSTというプラグインが設定されていて、Synclavier VもVSTのプラグインはロード済みになっていたのであるが、実際に無料版DaVinci Resolve 18のFairlightでInsturmentとして使おうとすると、Synclavier Vは「Arturia Software Centerと通信できないため、アクティベートできません」と表示され、使えなかったのである。

Arturia Software Centerとは、Arturiaがソフトウェアシンセサイザーの販売とライセンス管理を一元管理するソフトで、ソフトウェアシンセサイザーであるSynclavier VもArturia Software Centerでライセンス管理されている。

そのライセンス管理ツールとソフトウェアシンセサイザーの連携ができていないため、無料版DaVinci Resolve 18では使うことができなかったのだが、真の原因は分からなかった。無料版DaVinci Resolveの機能制限にかかっているとも思えない仕様だったからである。

それでも、DaVinci Resolve Studio 18をインストールし、アクティベートも完了したので、作った動画のプロジェクトのタイムラインに音声トラックを一つ追加し、そこでSynclavier Vを音を出すInstrumentとして設定してみたところ、なぜか知らないがトラブルもなくちゃんと立ち上がり、音が出ているのである。そこから録音をする方法を調べるのには一苦労あったが、映像に合わせてシンセサイザーを奏でる方法は理解できた。これで、次回動画を作る際に、従来行っていたGarageBandで一旦Synclavier Vを立ち上げて音楽を録音し、それをDaVinci Resolve Studio 18にインポートするという二度手間が省けそうだし、動画に合わせて音を作れるので、これまで作っていた動画のBGMの違和感が減りそうである。まあ、実際に作っている時に色々問題が出てきそうな気もするが。

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