戦後80年経った今年、「この世界の片隅に」のリバイバル上映の話を聞いたのは、6月ぐらいにFacebookからだったと思う。2016年に評判がいいことから劇場に見に行って、映画の完成度の高さと、自分でも理解できない感動に見舞われ、その後、劇場にも何回か通い、当然Blu-rayを買ってホームシアターでも鑑賞している。
当然、今回のリバイバル上映も気になっていたのだが、7月に入ってから、「片渕須直監督の舞台挨拶とサイン会が開催される」というニュースが入ってきた。また、「片渕須直監督とのんさんの舞台挨拶が開催される」劇場の情報も入ってきた。
2016年当時、福岡で上映していたユナイテッド・シネマ キャナルシティ13では1回、片渕須直監督の舞台挨拶とサイン会が開催されたと記憶しているのだが、その舞台挨拶とサイン会は体調が悪くて行けなかった。だから、今回のリバイバル上映で片渕須直監督の舞台挨拶とサイン会が開催されると聞いて、劇場にまた出かけるか、という気になっていた。
片渕須直監督とのんさんの舞台挨拶も魅力的だったが、これは前に新宿ピカデリーでの上映会の時に体験しているので、今回は意図的にパスした。iPhoneのデジタル10倍ズームで画は荒れているが、片渕須直監督とのんさんの姿は写真に撮っていたので、あえてサイン会のない舞台挨拶は除外かなと考えた。
困ったのは、いつ、どこの舞台挨拶とサイン会に行くかだった。台風9号の動きが読めず、台風情報をしばしばチェックしていると、どうも2日の午前中は台風の影響を受けそうだった。それを考えると2日の10:00から上映され、舞台挨拶とサイン会がついている渋谷のユーロスペースはリスクが大きいなと思った。台風の影響の少ない3日の13:00からの109シネマズ川崎にしたいところだったが、1日の0:00からチケット予約開始なので、1日の朝に起きてチケットの売れ行き状況をチェックして、買えるならば買う、という判断をせざるを得なかった。
7月31日の睡眠の質は悪く、朝5時に目覚めたら眠れなくなってしまった。睡眠は足りていないのだが、109シネマズ川崎のチケットの状況が気になったので、そのまま起きてしまい、洗顔をしてからMacBook Proに向かって109シネマズ川崎のサイトを見た。
なんと、109シネマズのサイトは3:00-6:00はメンテナンスに入っているので、チケットの予約ができなかった。5:30にMacに向かったのだが、30分以上何もできずじまいだった。
6:05にようやくチケット予約ができるようになり、サイトを見たらチケットはだだあまりだった。なので、安心して席を選んで、個人情報を入力し、クレジットカード支払いを選択してチケットを予約できた。
これで、3日の日曜の昼から夕方は久しぶりに「この世界の片隅に」の鑑賞と、片渕須直監督の舞台挨拶とサイン会に参加することになる。サイン会には「この世界の片隅に」のパンフレットが必要なのだが、ちゃんと2016年に買ったパンフレットは廃棄せずに持っていたので、当日持って行ってサインをいただく予定である。先日の参議院選挙でも妙に戦前回帰を目指す政党や候補者が勇ましいことを言っていたが、この映画を改めて見て、今の日本の状況がおかしいのかどうか再確認したいと思っている。
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