映画「バニシング・ポイント」の輸入盤Blu-rayを注文する

昨日、日本盤の「バニシング・ポイント」Blu-rayを視聴し、感想を書いていたところ、じわじわ映画の内容が胸に迫ってきた。それだけこの映画が僕に与えた影響が強かったわけだが、ネットでこの映画についての情報を色々調べていたところ、アメリカ・日本での劇場公開版は99分という上映時間だが、イギリス版は106分という上映時間で、女性ヒッチハイカーが登場するシーンをアメリカ・日本では丸々カットしたものである、という話を色々見かけた。

で、さらに調べてみると、アメリカ版Blu-rayやイギリス版Blu-rayは、アメリカ公開版の99分バージョンと、イギリス公開版の106分バージョンを両方収録していると聞いて、気になった。日本版Blu-rayは日本語吹き替え音声が入っているのはいいのだが、映像特典がアメリカ版やイギリス版より少ない感じで、ちょっと物足りないかなと思った。1000円で買っているから文句をつける筋合いもないのだが。

で、イギリス公開版の106分バージョンも見られるアメリカ版Blu-rayも手に入れようと思い、ネットショップで価格を調べてみた。ここのところしばしば注文を入れるDVD Fantasiumでは2000円ちょっとで買えることがわかったので、Amazon.comでいくらか調べた。そしてら、Amazonでは$65もすることがわかった。何せアメリカAmazonでは日本版のBlu-rayを逆輸入して$23程度で売っているぐらいなのである。

流石にAmazonで$65も出して買う気になれず、DVD Fantasiumで2000円の在庫のものを注文入れた。送料を減らすために、買うつもりのなかったデヴィッド・クローネンバーグの「Crime of the Future」の4K UHD Blu-rayも注文してしまったが。

届くのは2-3週間後だろうし、すぐに見るかは未定だが、やはりコレクターとしては、別バージョンの映画は所有しておきたいものである。もちろん配信で4K版が配信されれば、それでもいいのだが、配信される可能性も4K UHD Blu-rayがリリースされる可能性も高くなさそうだし、とりあえずは輸入盤Blu-rayの購入で満足することにする。4K版が出たら、その時に考える。

その後の状況

この記事を書いた後、eメールをチェックしていたら、DVD Fantasiumからの連絡で、「当方のミスで在庫有りになっていましたが、廃盤扱いで在庫がないため、キャンセルいたします」と回答があった。つまりイギリス版106分バージョンの視聴はすぐには無理であることが判明した。まあ、日本版99分バージョンを見られただけでもラッキーな状況なので(ここ数年、映画のBlu-rayの売れ行きがとても悪く、市場からタイトルが減少している)、しばらく我慢することにする。今週末、気力があって、劇場の都合がついたら、劇場での4Kデジタルリマスター版を見に行ってもいいかなとは思っている。

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