「シークレット・インベージョン」シーズン1第5話「収穫」(Disney+)

あらすじ

グラヴィクによるアメリカ大統領殺害計画は、ニック・フューリーとタロスの援軍もあり、失敗に終わる。しかし、その戦いの中、タロスは命を落としてしまう。瀕死の大統領にニックは付き添おうとするが、周りから距離を置かれてしまうが、大統領に「ローズ大佐もスクラル人なので信用するな」と言葉を残していた。グラヴィクは作戦失敗を受けて、新たな作戦を考える。それは、ロシアがスクラル人に乗っ取られているから、アメリカに攻撃させようとするもので、どちらにしても世界情勢が不安定になる作戦だった。しかし、グラヴィクの考えに異議を申し立てるスクラル人もいたのだが、グラヴィクはそのスクラル人を抹殺してしまったがために、部下のスクラル人から反乱を受ける。その反乱を力でねじ伏せたグラヴィクはプリシラの抹殺と、ローズ大佐への大統領に対するロシア攻撃を吹き込むよう指示する。ローズ大佐の前にニックは現れ、彼に警告するが、ローズ大佐はスクラル人が化たニックが部下のマリア・ヒルを射殺した映像を全世界に公開したため、ニックは逃亡せざるを得なくなる。そのニックはタロスの娘ガイアと面会し、いくつかの話をした後、ガイアにタロスの後継を担うよう依頼する。ガイアは躊躇していたが、ニックはもう一つお願いをして、プリシラを保護するよう頼んだ。ガイアがプリシラの住む家に行くと、プリシラがどういう思いで生きているか話を聞かされるが、そこにグラヴィクの手下たちがプリシラ抹殺に向けてやってくる。プリシラとガイアはそれを撃退する。一方ロシアの諜報員ソーニャはグラヴィクが手に入れた超人薬品を生み出したダルトン博士の元を訪れ、その秘密を把握する。そして、ソーニャのもとにニックは偽装してやってくる。グラヴィクが狙っていたのはアベンジャーズのDNAから作った超人薬品で、それを持っていたのはニックだった。ニックはグラヴィクとケリをつけるべく、DNAを持ってグラヴィクの元に赴く。

感想

ラストまであと2話となったこのエピソードだが、結構話が複雑でよくよく見ていないと話が混乱しそうになってくるところはある。敵が偽装の名人スクラル人なのも誰が味方で誰が敵かわからないと言う疑心暗鬼を掻き立てられる展開になっているし、そもそもグラヴィクとニックの関係も過去から色々あるみたいで、それが今回のグラヴィクによるスクラル人の地球侵略作戦に結びついていると言える。ガイアが意外とラストのエピソードでキーになりそうな気もするが、まだよくわからない。今日の展開だとニックとグラヴィクの一騎打ち的な展開のような気もするが、プリシラもグラヴィクによる抹殺の命令から生き延びているし、タロスが死んだことと、マリア・ヒルが死んだことを除けば大団円的終わり方をするような気もする。そしてロシアの諜報員であるソーニャの立ち位置もラストでは結構重要そうな気がする。この第5話は最終回に向けての助走的内容だったと思う。DOLBY ATMOSで配信されているこのドラマは、あまり音響の広がり感がないのだが、今日のエピソードでプリシラ抹殺のシーンでかなり驚かされる音響効果を発揮していた。DOLBY ATMOS再生環境を持つ方は、期待していいかもしれない。

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