DOLBYのサイト構成が変わり、DOLBY ATMOSデモ音源の公開方法が変わる

僕のこのブログでちょこちょこアクセスがあるのは、DOLBY ATMOSのデモ音源をDOLBYのサイトで入手という記事である。この記事では、DOLBY ATMOSのトレイラーのmp4ファイルを配布していて、それをPCでダウンロードして、USBメモリか何かに転送し、USB端子付きのAVアンプやBlu-ray Playerで再生すれば、DOLBY ATMOSのデモが大型テレビとAVアンプ、5.1.2ch以上の構成のスピーカーでDOLBY ATMOSのデモが堪能できる、というものだった。

ただ、アクセス数はちょこちょこあるものの、ふと、「DOLBYのサイトって前に記事書いたままなのかな」と気になって、先日DOLBYのサイトを見に行ってみた。すると、「Dolby Atmos – Official Site – Dolby」にページ構成が変わっており、mp4のデモ音源のダウンロードではなく、サイト上でストリーミング配信のデモ音源の提示方法に変わっていた。

サイトを見る限りでは、ヘッドフォンでデモ音源を聴くのを推奨しているようである。僕の場合、M1 Pro MacBook Pro 14インチを使っているので、内蔵スピーカーででも、DOLBY ATMOSの再生はできるので、試しにストリーミングをしてみると、確かにDOLBY ATMOSの再生ができるようになっている。

ただ、デモ音源のダウンロードは無くなってしまったようなので、USB端子付きのAVアンプやBlu-ray PlayerでUSBメモリにでも音源を転送してテストをする、ということはできなくなってしまった。過去に書いたときと状況も変わり、DOLBY ATMOSがiPhoneとAirPodsでヘッドフォンでの音楽再生で利用範囲が映画オンリーから拡大したのも影響しているのではないかと思うが、旧態依然としたAVアンプでデモを楽しみたい向きには、ちょっと不便である。

時代的にBlu-rayの映画でスピーカーでDOLBY ATMOSを楽しむ人が減り、音楽のヘッドフォンでDOLBY ATMOSを楽しむ人が拡大しているのではないかと思うので、仕方ないことかなとは思う。

2024年3月21日追記

今日、Googleで検索をかけていたら、DOLBY研究所のサイトでこっそりとデモ音源が配布されているのを発見した。「DOLBY ATMOSのデモファイルがDOLBYのサイトでこっそり公開されていた」という記事でリンクを貼ったので、参照いただきたい。

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