Wi-Fiの入りづらい寝室でiPhoneを充電し、Apple Watch Ultraのバッテリー消費を抑える

何日か前に、「新居では電波が入らないので、少々不便」という記事を書いた。その中で、結構深刻に困り始めたのが、Apple Watch Ultraを装着して寝室で就寝すると、PC作業場で充電しているiPhoneとBluetoothのやり取りができなくて、バッテリーの消費がかなり大きくなるだけでなく、なんと参考までに確認している就寝時の手首温の測定までができなくなったことである。

Apple Watch Ultraの一晩7時間半か8時間の就寝では、なんと25%もバッテリーを消費してしまう。Apple Watch Ultraを使い出して2年近く経ち、バッテリー容量がすでに新品の91%まで劣化しているとは言え、通常版のApple Watchの2倍バッテリーが持つはずのUltraで25%も就寝時の計測で消費されてしまうと、さすがに昼間の活動に支障が出始める。先日、東京本社に出社した時など、夜に飲み会があったためとはいえ、Ultraのバッテリー残量が4%しかなくて、流石にUltraでSuicaを使うのは危険だと思って、一時iPhoneの方にSuicaを退避させたぐらいである。

さらに、iPhoneと通信できない関係からか、手首温を測る機能が、動作しないのである。手首温の絶対値を毎朝確認するのではなく、平均値からどれだけ外れた値になっているかを毎朝チェックしている。1度以上平均から上がっていれば、体調不良であると判断でき、特にここ数年流行している新型コロナに感染しているかどうかの推測を立てやすい。風邪で発熱した時でも1度以上平均から上がるから、新型コロナに感染したかどうかだけでもないのだが、とにかく自身の体調管理として利用できるのである。

これがどうもiPhoneとBluetoothで通信できないからか、何日間か測定できないことが続いてしまい、困ってしまったのである。

これを解決する手段としては、Apple Watch Ultraの近くにiPhoneを置くしかないのであるが、iPhoneをApple Watch Ultraの近くに置くには、iPhoneを寝室に持ち込むしかなくなる。

しかし、寝室とWi-Fiモデムの位置の関係上、寝室ではWi-Fiがつかみづらい。なので、iPhoneを寝室に持ち込むことは躊躇していたのだが、昨晩、思い余ってiPhoneを寝室に持ち込んで夜半に充電し、Apple Watch Ultraと通信できるようにしてみた。

その結果だが、Apple Watch Ultraの一晩のバッテリー消費量は7%まで抑えられた。iPhoneについて言えば、Wi-Fiはつかみづらく、Wi-Fiのアンテナマークが2/3しか立っていない状況で、データ通信速度も相当落ちていたが、PC作業場にあるMacBook ProとのWi-Fi同期とWi-Fiバックアップはなんとか取れたし、深夜に自動で行われるiCloudバックアップも取れていたので、なんとかバックアップにおける運用にメドはついたかなとは思っている。

寝室の位置関係とマンションの構造物による電波減衰が、寝室でApple Watch Ultraを装着して就寝した場合のバッテリー消費の増大と、手首温の測定失敗を招いていたのだが、電波が弱いとは言え、なんとかiPhoneが通信できるぐらいにはWi-Fiの電波が届いていたので、今晩から寝室でiPhoneを充電し、Apple Watch Ultraのバッテリー消費削減と、手首温測定を続けたいと思う。

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