Apple Vision Proの情報に触れているうちに、関心を寄せる

今週の火曜日の未明、AppleはWWDCというOSの新バージョン紹介イベントを開催した。その中で目玉になっていたのは、Apple Vision Proだろう。ネットの事前情報でもいろいろ噂されていたが、実際には事前情報とは異なっている部分が大きく、Appleの紹介ビデオをよく見ると、すごいプロダクトを開発してきたな、と思うところが大きい。

Apple Vision Proの紹介ビデオ(英語Only)

僕的に素晴らしいと思ったのは、メタバースに入り込むためのデバイスではなくて、空間コンピーターという名称で語られる、ゴーグルをつけて目の前でコンピューターを仮想空間に浮かび上がらせて、それを目と指などで操作するという革新性であるのと、映画を視界一杯に広げて観賞できる点、空間オーディオも対応なので、DOLBY ATMOSも再生可能な点であろうか。

特にホームシアターを構築していて、自宅で映画を見るのを趣味にしている僕的には、このApple Vision Proによる映画鑑賞というポイントはかなり高いものになっている。詳細はまだわからないが、3D映画も見られるみたいなので、現状4Kテレビでは不可能な4K/3D映画を自宅などでも再現できる、それも今の4Kテレビでは不可能な大画面で視聴可能な点に関心が向いている。

ここ2-3年、コロナ禍でマンション隣人からの騒音クレームで悩まされていた身としては、このApple Vision Proによる映画鑑賞というのは、隣人のクレームを気にすることなく存分に映画を楽しめるデバイスとして考えても魅力的である。特にゴーグル型なので空間オーディオと含めて没入感はかなり高いのではないかと推測している。

価格が$3499からというのは高額ではあるが、4K有機ELテレビとDOLBY ATMOS再生可能なAVアンプとスピーカーをセットで購入するのを考えると、そんなに価格に違いがあるとも思えず、選択肢の一つとして視野に入ってくるのではないかと思う。

発売自体が2024年初めにアメリカのみから始まる、という点で当面は縁のない商品ではあるが、ネットでの情報はいろいろつかんで行って、関心だけは寄せていきたい。日本での発売時期での為替やその後の情報収集によっては、購入をも視野に入れていきたいとは思っている。

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