ついにやちむんの「刺激茄子の世界」CDを手に入れる

2022年の秋に映画「一生売れない心の準備はできてるか」を見て以来、徐々にやちむんのCDを中古市場やオークションで買い貯めてきた。それでも、最初に「これを買っておけば他のCDは買わなくてもいいかも」と思っていた「刺激茄子の世界」CDは手に入らなかった。

最初はYahoo!オークションを毎日検索してやちむんのCDをチェックしていたのであるが、時々出品されるのは僕も所有済みの「プリン」ばかり。Yahoo!オークションでは期待薄だった。

途中からネットで話題になっていてYahoo!オークションより人気のあるメルカリで探し始めた。ごく稀に「刺激茄子の世界」が現れるのだが、いつも売り切れ後だった。しかも、1.1万円という値付けで売り切れなのである。元の値段は3600円+消費税だから、どこまで希少価値の高いCDなんだよ、と思ってしまった。

Googleで「刺激茄子の世界」と検索をかけると、いくつかのショップが引っ掛かり、簡単に入手できそうに見えるが、実はこれらのサイトは詐欺サイトなのである。僕も注文を入れてしまったが、途中から「これ、詐欺サイトだよな」と考え、取引を辞めてしまったことがある。幸いなことに詐欺に遭う寸前で助かった部分はある。

そんな目にあっても、この「刺激茄子の世界」は欲しいと思い、毎日夜のネット閲覧でYahoo!オークションとメルカリをチェックし続けた。半年以上毎日続けていたら、日曜の午後、「刺激茄子の世界」CDがメルカリで出品されていた。価格はプレミア価格である7000円。しかし、ずっと探していたCDなので、今まで使ったことのないメルカリのユーザー登録をして、CDを確保してしまった。

自分でも現実が理解できないまま行動していたので、後で「確保したけれど問題ないよな?」と色々チェックした。その結果、多分大丈夫だろうと落ち着いてきた。

そして、今日の昼、「刺激茄子の世界」のCDが家に届いた。夢にまで見たCDである。何せ、やちむんの奈須重樹さんですら持っていないCDなので、感激もひとしおである。CDのチェックだけは軽くしておいたが、ジャケット裏の曲目リストを見て驚いた。ただのベスト盤だと思っていたら、結構ライブテイクバージョンが多いのである。これは楽しみである。

3枚組CDで1枚のCDに80分弱収録されているので、CDで聴く時間は取れなさそうだが、MacBook Proのミュージック.appに取り込んだので、iPhoneで聴くことはできる。来週はロンドンに旅行に行くが、行き帰りの飛行機が時間かかるので、この音源を楽しみに聴こうと思う。

収録楽曲がライブバージョンが多いので、まだ手に入れていない「そばとロックの日々」、「ふるさとは胸にセマルハコガメ」、「やちむん Live at 首里劇場」も探さないといけないような気がするが、これらはネットで見かけたことないので、入手は困難だろうと思う。

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