詐欺ショップサイトで個人情報を騙されて入力してしまう

インターネットが発達して、インターネット詐欺が多発している。僕も「他人事ではないよな」とは思っていたのだが、昨晩、詐欺ショップサイトに引っかかり、個人情報を入力してしまった。個人情報と言っても、金銭に関わりあるクレジットカードの番号や銀行の口座などは入力していない。入力したのは、氏名、住所、携帯電話番号、メールアドレス、パスワードである。

そもそもは、Google検索で欲しい物の検索をしていたところ、「KYO warabi」というサイトが引っかかったことから始まる。そのサイトには、僕がずっと探しているものの、入手できない品物がなぜか売っていた。ずっと探していてそれでもネット上で見つからない品物だったので、そのサイトで見つけた時には歓喜に沸いていた。

一応、注文を入れる前に、そのサイトの会社概要等は見てみたが、そんなに怪しい感じはしなかったが、どことなくサイト上がおかしい気もした。それでも、手に入れることのできない品物が手に入るということで、買い物カートに品物を入れ、購入手続きをしてしまった。

ただ、サイトでは「クレジットカードも使えます」とあったのに、購入手続きをしてその結果がメールで来た時には、「銀行振込のみ」となっていたのには違和感を感じた。メールも注文の仮確定だけで、正式確定ではないので、支払うべき金額の振込先は何も書かれていなかった。

また、サイトの責任者とメールの送信者の名前が全く異なることも気になった。それで、いよいよ怪しんで、ネットで「KYO warabi」が信頼できるショップサイトなのかを調べ始めた。

その結果だが、おそらく詐欺ショップサイトだろうという結論に達せざるを得なくなった。「KYO warabi」というサイトが詐欺ショップサイトである、という記事を書いているサイトが1つあったのと、ブラウザを変えてアクセスした時のサイトの責任者の名前や住所が異なっていた、というのがある。

ただ、「SAGICHECK」という警察庁が紹介している詐欺ショップかどうかをチェックできるサイトでは、「安全」という表示が出てしまっているので、気になるところでもある。「gredでチェック」という日立が紹介しているサイトでは、「フィッシングに注意」という表示になっているので、多分詐欺ショップサイトなのだろうと判断した方がいいが。

不幸中の幸いは、クレジットカード番号や銀行口座番号を開示していないのと、代金もまだ支払ってもいないので、単に自分の氏名や住所、メールアドレス、電話番号を晒してしまったことだろう。この記事を書いている現時点では、詐欺ショップサイトからの連絡の続報はないし、Googleダークウェブ レポートにもまだ情報が漏れた形跡はない。

一応、消費生活総合センターにも相談はしたものの、代金振り込みをしていないし、クレジットカード情報等も開示していないので、怪しいメールや電話は無視することと、メールアドレスはできれば変更した方がいい、というアドバイスにとどまっている。

自分としては、詐欺に引っかかった、と後悔の念で一杯ではあるが、深刻な部分までは到達せず、手前でギリギリ止まっているので、そこが救いかと思う。しばらく、メールや電話に注意をしながら、Googleダークウェブ レポートの様子を見ていくしかないのだと思う。

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