macOS用のFilezillaをIntel mac用からApple silicon用に差し替える

火曜の早朝、AppleはWWDCを開催した。メインはiOSの他の新しいバージョンの紹介だったのだが、僕にとっては「ついにきたか」と思う情報発表があった。

それは、macOSが2026年度リリース予定のmacOS 27でIntel Macを切り捨てる、というものである。

僕が現在使っているMacBook ProはApple siliconなので、Intel Macの切り捨てに無関係なように思えるが、実はそうではない。Intel Mac用に開発されたアプリをApple siliconで動かすためのRosetta 2も2026年から使えなくなっていくのである。そして、僕が使っているmacOS用のアプリの中で、DaVinci Resolve StudioとFilezillaの2つだけ、Intel Macの仕様なのである。

DaVinci Resolve StudioはインストーラーだけIntel Mac対応で、インストールした後のアプリ本体はApple silicon対応なのであまり気にしていないが、FilezillaだけまだIntel Mac対応で、Rosetta 2を使っているので、なんとかしないといけないなと思っていた。

昨日のRosetta 2が使えなくなるニュースを聞いてから、FilezillaをなんとかしようとMacBook Proをいじっていた。FilezillaのウェブサイトではアプリとしてのFilezillaが配布されていて、Intel Mac版もApple silicon版も配布されていた。

今はFilezillaを使うことはほぼないので、このブログに置いてあるサーバーのパスワードがわからなくてどうしようと思ったのだが、思い切ってApple silicon版をダウンロードし、アプリをIntel Mac版に上書きしたところ、設定が変わらずにApple silicon版に置き換えることができた。

これで、Intel Mac用のアプリはDaVinci Resolve Studioのインストーラーだけになったので、事実上Rosetta 2を使う機会はなくなったと言っても良いと思う。Intel Macが非対応になっても安心である。

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