あらすじ
ウェンズデーの他の人に触れるとその人の未来が予知できる能力は、ウェンズデーの肉体を侵食していた。母であるモーティシアは「魔術の本であるグッディをよく読んで解決しなさい」と諭す。
ウェンズデーは、ガルピンの家に行くのだが、ガルピンは何者かによって殺されていた。ガルピンの目は抉り出されていて、体から多数のカラスが飛び立っていく。ウェンズデーはガルピンに触れるのだが、予知ができなかった。
ネヴァーモア学園は年に一度の「いたずらの日」を開催していた。イーニッドは自ら死んだふりをして、ウェンズデーを驚かせる。パグズリーは、機械でできた心臓を持つゾンビを小屋で飼い慣らしていた。
ガルピンの死には息子であるタイラーが絡んでいるとみたウェンズデーは精神病院に収監されているタイラーに面会に行くが、具体的な情報は何もなかった。
イーニッドはボーイフレンドとイチャイチャしていたが、ハンドの誕生日をアダムス一家が誰も覚えていないのを不憫に思う。そこに何者かがイーニッドとボーイフレンドを襲う。
ウェンズデーが部屋に帰ってくると、ハンドは閉じ込められ、イーニッドとボーイフレンドがどこかに拘束されていることを知る。イーニッドの命は残り30分と知ったウェンズデーは、イーニッドを助けるべく早速行動を開始する。
感想
エピソード2は、次第にネヴァーモア学園に襲いかかる謎に対して、シーズン1と同じくウェンズデーが名探偵よろしく解決に挑む話である。ウェンズデーは自身の能力が働かなくなり、その解決策を探りながらも、保安官であったガルピンの死の謎や、何者かに拉致されたイーニッドを救出すべく謎に立ち向かっていく。イーニッドの拉致については、このエピソードでオチがつくのであるが、ガルピンの死については謎がまだ解決していない。こちらは、今後も続くのだろうと思う。
さらに、物語はウェンズデーの予知能力についての取り扱いと、母であるモーティシアがネヴァーモア学園の資金集めの委員長になる話、ビアンカがセイレーンの魔術を使ってモーティシアに母から資金を集めるよう指示をかける話、パグズリーが見つけた心臓が機械のゾンビの行方、と謎は大量に散りばめられている。これらが解決するのにはシーズン2後半にならないとわからないと思っている。
映像が4K/DOLBY VISIONで提供されているので、素晴らしい高精細の画像と独特の色彩描写が魅力的である。また、DOLBY ATMOSのサウンドミックスも映像の中にいるかのような感覚を覚えさせてくれる。
物語がきっかり1時間というところが少し長いかなという気はする。1時間ドラマだと45-50分程度が妥当のような気はする。
コメント