映画「プラトーン」を輸入盤4K UHD Blu-rayで見た雑記

レビューの詳細は、『プラトーン』4K UHD Blu-ray(輸入盤)レビュー|“ベトナム戦争の地獄”を実体験から描き切った戦争映画の金字塔【Dolby Vision / dts-HD MA】を参照いただきたい。

映画「プラトーン」と出会ったのは、僕が学生の頃に映画館で上映されていて、その時に父と弟と見に行ったのが最初だと思う。その後、輸入盤レーザーディスクで、Pioneer Special Edition版を購入したのは印象に残っている。残念なことにレーザーディスクは廃棄してしまったので手元にはないのだが、輸入盤Blu-rayは購入して鑑賞していた。輸入盤Blu-rayは20世紀フォックスからのリリースで、日本語字幕入りのディスクだったので、見るのが楽だった記憶がある。

そして、4Kの時代が来て、AppleのiTunes Storeで4K配信版も買っていたのだが、たまたまAmazonでチェックしたら4K UHD Blu-rayのSteelbook版が在庫が残っていたので、4K UHD Blu-rayも購入して、今日見たわけである。

作品そのものはアカデミー賞で作品賞、監督賞をはじめ4部門を獲得しているぐらいので出来の良い作品だと思っている。何回もビデオディスクを買い替えているので、この作品に思い入れがあるのだが、今日見る時には「アメリカの正義とは何か?」という問いに対しての回答が何か描かれているような気がしていた。

先日アメリカのトランプ大統領はベネズエラを攻撃し、大統領を拉致するという暴挙を行ってしまった。行ってはいけないことをこうもあっさりと行われてしまうと、アメリカが自認していた「世界の警察」という立ち位置が完全におかしくなっている感じを受け、アメリカの正義が最初に失われたと思われるベトナム戦争の真実を描いたこの「プラトーン」を見るのは自分の考えを見つめ直すのに妥当かと思っていた。

実際、改めてこの作品を見て、アメリカの正義が間違っていた、ということを映画の中で描いていたし、人間の持つ倫理観や善悪の判断について、観客に問うていたと思っている。

この映画の4K UHD Blu-rayは、販売権利を持っていた20世紀フォックスからのリリースではない。20世紀フォックスがディズニーに買収されて20世紀スタジオとディズニーの一部門になってしまったことと、映画の権利自体はMGMが保有していることもあってか、4K UHD Blu-rayは販売権利をインディペンデントメーカーであるShout! Factoryに譲渡し、Shout! Factoryからのリリースとなっている。当然アメリカ国内での商流しか考えていないので日本語字幕等は全くなく、日本では4K UHD Blu-rayはリリースされていない。4Kレストア版の通常Blu-rayはリリースされているが。僕が買った時にはまだ限定版のSteelbook仕様のディスクがAmazonの在庫に残っていたので、Steelbook仕様の4K UHD Blu-rayを手に入れることができた。

戦争映画の傑作であり、今の時代に改めて見ることで学べることも多い作品である。

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