2月にアメリカがいきなりイランに先制攻撃を仕掛けて以来、中東情勢は悪化していたのはご存知だろう。イランがホルムズ海峡を封鎖してしまったので原油が滞り、ナフサ由来の品物が悉く値上げしてしまっている現状も認識されていると思う。僕なんかは4月に選挙ウォッチャーちだい氏の記事を見て、とりあえず1週間分の食料備蓄を行ったぐらいである。
しかし、各企業がかなり努力したせいか、食料品の価格は値上げにはなっているものの、今のところ入手できないという事態にはなっていない。僕も備蓄した食料の賞味期限を見ながら、少しずつローリングストックをし始めているところである。
そんな中、絶えずブラフをかけ続けていたアメリカのトランプ大統領が、「イランとの和平合意に達した」と声明を今朝未明に出していた。トランプ大統領の声明だけだとブラフというか嘘くさいのだが、今回、仲介を図ったパキスタンからも「和平合意に達した」という声明が出ているし、イラン側も同様の声明が出ているので、まだまだ予断は許さないが、今度こそ本気でイランとアメリカ、イスラエルの間の紛争は終結の方向に向かうかもしれない。まだ19日に覚書を交わすまでは安心はできないが、このままいけば、イラン情勢は少しは落ち着くだろうと見られる。
イラン情勢が落ち着くと、イランやアメリカが実施していたホルムズ海峡封鎖も解かれるだろうから、いずれは中東からの原油も届くようになると思われる。そうなると、ナフサ不足解消になってくる可能性はある。それを見通してか、今日の日経平均株価は過去最高の69000円を一時突破してしまっている。
非常事態に備えて行った食糧備蓄も、絶対的に必要な状況ではなくなりそうなので、張り詰めたものが多少緩んでいる。ただし、トランプ大統領のことなので、またちゃぶ台返しをしないとも限らず、もう少し静観する必要はありそうではある。もっとも、支持率低迷に悩むトランプ大統領からすれば、早くイランとの紛争を終わらせて、支持率回復に努めたいというのが本音だろうけれど。
