スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド シーズン4第1話「マリネリス峡谷」(WOWOWオンデマンド)

あらすじ

バテル艦長との別れの後、パイク艦長は仕事に没頭することで、バテルとの別れから逃げようとした。そんなパイク艦長に昇進の話が舞い込んでくる。返事は次の仕事の後でいいとエイプリル提督は告げる。

次の仕事はカテゴリー10の宇宙嵐の観測だった。近くにMクラスの惑星もないので、安心して観測できるはずだったのだが、ウフーラが宇宙嵐の中から救難信号を捉えてしまう。そのため、エンタープライズは宇宙嵐の中に入り込む。救難信号は遭難ブイから送られていることがわかったので、宇宙嵐から脱出しようとするができず、6500万年前の太陽系に飛ばされてしまう。

宇宙嵐に捕まった影響でエンタープライズのシステムはガタガタになり、イリジウムが必要になる。6500万年前の太陽系はMクラスの惑星が3つも存在していた。パイクはウーナに上陸班の指揮を任せる。ウーナとラアーン、オルテガスの3人の上陸班はイリジウムを検知した惑星に降り立つが、実は恐竜時代の地球だった。恐竜を傷つけないよう配慮しながら、ウーナ達はイリジウムを探すことになる。

一方、エンタープライズは謎の船に捕まってしまった。その船はまだ生命が存在していた頃の火星の船であり、火星人である司令がエンタープライズから物資を持っていこうとしていた。パイクは歴史に影響を与えないよう配慮しながら、火星人に説明を試みるのだが、火星人はドルドゥルムという異星人と戦争中であり、その戦いに勝利すべく、エンタープライズの物資を持ち去ってしまう。

ドルドゥルムは現在の太陽系には存在しない第5惑星に存在している異星人であり、蜘蛛のような格好をしていた。火星人はエンタープライズから持ち去った反物質を第5惑星に放ち、戦いに勝利しようと目論んでいた。

感想

2026年9月8日からWOWOWオンデマンドとJ:COM STREAMで独占配信が開始されたのが、「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド シーズン4」である。2026年3月末でParamount+が日本でのサービスから撤退してしまったので、「スター・トレック」フランチャイズの行方は不明なままだったが、元々Paramount+の日本展開をサポートしてきたWOWOWとJ:COMが独自にドラマの契約をしたみたいで、アメリカ本国より遅れること1ヶ月半から2ヶ月近く経ったが、なんとか新作エピソードを配信開始することになった。WOWOWオンデマンドかJ:COM STREAMでしか見られないので、またWOWOWオンデマンドを再契約して、視聴することになった。

シーズン4最初のエピソードは、歴史改変物である。それも、6500万年前の太陽系を舞台に、パイク艦長が現代では存在しない火星人と火星人と戦争をしているドルドゥルムとの関係について苦慮しながら、なんとか歴史改変を起こさないよう苦戦する話である。

一方で6500万年前にタイムトラベルしたため、エンタープライズのエネルギー源であるイリジウムがなくなったので、その調達のために恐竜が生息している地球に降り立つのがウーナ達上陸班であり、ウーナ達が恐竜を傷つけないようにしながら、なんとかイリジウムを入手するという冒険物には胸踊らされるものがある。

パイク艦長が火星人とドルドゥルムとの戦争に介入しないようにしている姿も、歴史改変を避けるためと思えば納得はいくが、理性的にはモヤモヤが残る。現代では火星人もドルドゥルムも存在しないのだから、最終的には滅びるしかないわけであり、知的生命体が消滅するのを見守るしかないからである。

シーズン4の最初から倫理観を突きつけるような展開には、やはり「スター・トレック」らしいなと思ってしまう。

WOWOWオンデマンドだと2chステレオが限度なので、ホームシアターで見ても物足りない部分はあるが、輸入盤4K UHD Blu-rayのリリースを待って英語字幕で見るよりは日本語字幕付きで見た方が楽なので、WOWOWオンデマンドは「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド シーズン4」完結までは契約を続ける予定ではある。画質はHDなのだが、テレビの性能のせいか、思ったより綺麗なので、あまり不満はない。

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