あらすじ
ピカードたちは、リオスの船に乗って、ボーグクイーンのコントロールの元、2024年の過去にタイムトラベルをしようと計画する。しかし、地球連合の兵士たちがリオスの船に転送してきて、ピカードやアニカたちを抹殺しようと企む。その煽りを受けて、エルノアが負傷し、死んでしまう。アニカやリオスたちはなんとか地球連合の兵士たちを抹殺し、ボーグクイーンのコントロールの元、2024年の過去にタイムトラベルを行う。2024年の地球に着いたピカードたちは、「ウォッチャー」と呼ばれる人物を探すべく、二手に分かれる。リオス、アニカ、ラフィの3人はロサンゼルスに転送され、ウォッチャーを探すことになる。しかし、リオスは転送の失敗で負傷し、警察や普通の病院の厄介にならない医者のもとに運ばれる。アニカとラフィは、ウォッチャーの行方を探す。残ったピカードとジュラティは、ボーグクイーンを目覚めさせようとして、ボーグクイーンの意識を復活させるべく、ジュラティが志願してボーグクイーンと同化する。そして、ボーグクイーンが持っている「ウォッチャー」の情報を盗み出そうとする。
感想
前回のラストからどう展開するか、ハラハラしていたが、エルノアを除いてなんとか解決し、スリングショットの原理を使って2024年の過去にタイムトラベルをすることに成功した。この段階で、エルノアが死亡してしまうのは、意外だと言える。たぶん、歴史が戻れば復活するのだろうけれど。で、2024年のロサンゼルスを舞台に歴史の改編に至る関係者「ウォッチャー」を探しにアニカ、ラフィ、リオスの3人はロサンゼルスに転送されるのだが、考えたら2024年って今から2年後なので、現代のロサンゼルスとほぼ一緒という現代的ストーリーになっている。ただ、現代と違って、浮浪者が異常に多いのが特徴ではある。転送の失敗で負傷したリオスが、スペイン語を話す患者を治療する医者に担ぎ込まれたところで、話は大きく転換する。この展開が、後々大きな影響を及ぼすような気がする。その一方でリオスの船に残ったピカードとジュラティは、ボーグクイーンから情報を聞き出そうと、ジュラティがボーグクイーンと同化するという危険な賭けに出る。その賭けには成功したのだが、ボーグクイーンのパワーも復活しており、まだまだ油断できない存在である。話が今回も「次回に続く」で終わってしまっているので、続きが気になる。
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