あらすじ
マーベル・シネマティック・ユニバースの中では、ソーとロキは兄弟ということになっている。しかし、別の世界でロキをオーディンが引き取らないで同胞に返し、ソーが一人っ子で育ったら、どうなっていたかを描いている。一人っ子で育ったソーは、宇宙の各地を彷徨いパーティを開催して、世界中を混乱に陥れる。地球でも同じで、酒を武器に地球人をパーティの坩堝に迷い込ませている。それを問題視したシールドは、キャプテン・マーベルをソーの元に派遣、二人は戦いを行うことになる。それでもソーはパーティを止めない。それで、ソーと仲良くなったジェーンはソーの母親フリッガに面会に行き、ソーを嗜めるよう進言する。フリッガが地球に来るとわかったソーは、慌てて事態の収集を図る。
感想
今回の話は、「もしソーにロキという弟がおらず、ひとりっ子だったらどう成長して、どう行動するか」というテーマのもと、話が進んでいくが、パーティ好きの王子になっていて、宇宙の各地でパーティを開く陽気な王子になっているところが面白い。ロキも兄弟同様の付き合いをしていて、パーティに参加している。それを阻止しようとするのがシールドで、なんとキャプテン・マーベルを呼び寄せ、ソーと戦わせるという意外な展開が待っている。ソーとキャプテン・マーベルのどちらが強いかというと、ソーの方が強そうだが、実際はソーには弱点があり、母親のフリッガが怖いのである。そのフリッガが地球にやってくると知り、慌てて地球の状態を元に戻すソーの姿はいたずらっ子の雰囲気があって楽しい。総じてユーモアに満ちたエピソードになっていると思う。
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