Apple、新製品発表会前日にiOS等のアップデートを実施

 今朝、起きてみて驚いた。明日、9月15日の午前2時からAppleは新製品発表会を開催するのだが、それに合わせて近日中にiOS 15等もリリースするはずである。そのわずか1日前に、iOS、iPadOS等では初の.8ナンバリングを施したiOS 14.8、iPadOS14.8、watchOS 7.6.2、macOS 11.6をリリースしたのである。内容はセキュリティ・アップデートで、既に攻撃に使われている脆弱性を防ぐ目的でアップデートを行なっている。Appleは、これからは最新機能を搭載したiOS 15シリーズと、安定板のiOS 14シリーズの並走運転でリリースしていくというので、iOS 14の方がいいという方にも、そのままアップデートを受けられることになるのだが、まさかiOS 15等リリース間近のこの時期にセキュリティ・アップデートを実施するとは思わなかった。当然、既に攻撃に使われている脆弱性の修正なので、適用した方がいいが、今までのAppleとはちょっと違う配信に戸惑っているのも事実である。今年はiPhone 13(仮)を買おうかと思っているので、今のiPhone 11 ProもiOS 15にアップデートするつもりだが、買い換えない人は、iOS 14シリーズの継続でもいいのかもしれない。

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