あらすじ
トニー・スタークが自社の開発した兵器をアメリカ軍にデモした帰り、テロリストのテン・リングスに攻撃される。そこでトニーはキルモンガーによって命を救われる。テン・リングスに捕まらなかったことでアイアンマンを生み出すきっかけを失ったトニーは、トニーの命を狙っていたオバディアを首にして、キルモンガーを自分の右腕にする。キルモンガーはヴィブラニウムをトニーに提供し、ジャービスによって行動されるロボットを開発する。しかし、キルモンガーの野望はワカンダで、ブラックパンサーになることだったので、邪魔な人々を全て排除していった。そのためにロボットも自分の管理下に置く。トニーは殺され、ワカンダもキルモンガーの思いのままになる。
感想
今回のエピソードは、そもそもの発端であるアイアンマンが誕生しなかったら、どうなるかというシミュレートを、「ブラックパンサー」で一躍人気になったキルモンガーを、絡めて描いているのが特徴である。キルモンガー自体の性格や野望は変わっていないので、最終的にはワカンダの守護神ブラックパンサーになるのだが、そのために様々な手段を用いて策略を図っているのが特徴である。その辺は、実写版の「ブラックパンサー」と同じくらいに衝撃的な展開になっている。トニーが死んだり、ティ・チャラも死んだりとかなり衝撃的だが、その分キルモンガーの企みが見えてきて、面白い。
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