僕は、今まで日本のDisney+に対して、「Disney-」である、と言ってきた。それは欧米のDisney+が4K UHD/DOLBY VISION/ATMOSに対応しているのに、日本ではHD/2chの貧弱な環境だったからである。それが、本日のディズニーのプレスリリースで、2021年10月27日から、新たなブランド「STAR」を追加するのに加え、ゲーム機での視聴可能、4K UHD/5.1ch/DOLBY ATMOSでの配信になる、と発表した。ようやくDisney-ではなく、Disney+と名乗ってもいい状態になるのである。もちろん全てのデバイスが4K UHD/5.1ch/ATMOSで提供されるわけではない。スマートフォンではHD/ATMOS、セットトップボックスでは4K UHD/ATMOS、PCのWebブラウザではHD/2chと異なる仕様で配信される。それでも、ようやくApple TV 4Kと有機ELテレビでDisney+が楽しめる環境になるのは、嬉しいことである。今もDisney+には加入していて、HD/2chの環境で我慢していたが、それももうすぐ解消されそうである。ただし、月額料金は今より220円値上がりする。「STAR」のスタートにより、実写映画のコンテンツが拡充されることもあって、月額990円になる。ただ、これまでdocomoのdアカウントを取得する仕様だったものが、独自契約も可能になるようなので、docomoが嫌いな人にも救済策があるということである。どちらにしても、10/27以降、Disney+で映画を見る機会が広がりそうな気がする。
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