あらすじ
U.S.S.セリトス号の艦長とマリナーが親子であることが判明してから3ヶ月後、マリナーはホロデックでカーデシアとの戦いで遊んでいた。マリナーは、任務外の仕事を艦長から了承させていて、ある惑星の清掃に関わることになる。その惑星では、他の惑星との連絡に通信番号が必要で、セリトスのランサム中佐がパッドで番号を提示していた。マリナーは惑星の汚れた建物を清掃していたが、清掃の弾みである種のエネルギーを発生させる装置を作動させてしまい、ランサム中佐がエネルギーを浴びて強大な力を所有してしまう。カーク船長時代のゲイリー・ミッチェルと同じ現状だと判断した艦長は、ドクターに解決方法を探させるが、ランサムは顔だけ巨大化し、セリトス号に迫ってくる。セリトスは防戦に入るが、ランサムの力は増大する一方だった。
感想
2021年の初めから配信が開始された「スター・トレック:ロワーデックス」、他のシリーズと違い、アニメであることからか、早くも第2シーズンが配信され始めた。第1話は、「宇宙大作戦」のパイロット・エピソード「光るめだま」で登場するゲイリー・ミッチェルと同様か、それ以上の力を所有してしまったランサムの行動を止めるべく、奮戦するセリトスの艦長とマリナーの活躍を描いたものになっている。といってもコメディ・アニメのこの作品は、深刻にもならず、軽いノリで展開されているので、見ていて気楽である。サブエピソードではラザフォードの様子がおかしいと見たテンディが彼を治そうと追いかける展開が繰り広げられている。そして、転任してしまったボイムラーのその後が描かれるのも面白い。ライカー役でジョナサン・フレイクスがゲストで声の出演しているのも楽しみの一つである。
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