レビューの詳細は、FIST OF FURY(Blu-ray/CRITERION)/ドラゴン怒りの鉄拳/輸入盤DVDで観た映画のレビュー を参照のこと。昨年ブルース・リーの生誕80周年を記念して製作された世界中のビデオファンに定評のあるCRITERION COLLECTIONの、「BRUCE LEE HIS GREATEST HITS」中の一作、「ドラゴン怒りの鉄拳」を本日鑑賞。オリジナルに忠実にBlu-ray化しているので、北京語モノラル音声に英語字幕という構成だが、英語字幕が容易に読めるため、ストーリーを妨げるものはあまりない。第二次世界大戦前の中国・上海で中国人武道家が謎の死を遂げ、その弟子であったブルース・リー扮する武道家が事件の真相を探り、敵対する日本人武道家に復讐を果たしていく、という話である。この映画はDVD時代から何回も見ているが、画質、音質に定評のあるCRITERION COLLECTIONなので、改めて鑑賞した。その画質はフィルムを4Kスキャンして2Kに落とし込むという作業工程があるせいか、HD画質にしては精彩感があり、また色乗りも十分に感じられるものになっている。音響も劇場公開時の北京語モノラル音声ではあるものの、映画の魅力を失わせるものではなく、後付けの5.1chサラウンドよりも没入感は感じることができるようになっている。まだ、ブルース・リーの作品で残っている作品はいくつかあるが、見るのが楽しみである。
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