レビューの詳細は、THOR:THE DARK WORLD(4K UHD Blu-ray UK)/マイティ・ソー/ダーク・ワールド/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。2015年に輸入盤のBlu-ray 3Dで鑑賞したものの、話の筋を完全に忘れていた「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」。今回の4K UHD Blu-rayでの鑑賞が初めての展開のように感じられていて、結構面白かった。今回は、闇の軍団、ダーク・エルフが世界を闇に落とし込もうとする中で、その力を出すことのできるエーテルをめぐって、地球に住む科学者のジェーンと、ソー、ロキ、マレキスの攻防が見られるところがポイントだろうか。話をすっかり忘れていたので、クライマックスに行くまでにどういう展開なのか、ハラハラしながら見ることができて、新鮮に感じた。ロキが悪役なのに憎めないキャラになっているのが面白く、ソーとロキの関係性がキーポイントになっている。また、ソーとジェーンの関係も結構ハラハラさせられる関係で、お互い好きなんだか、ツンデレなんだか、よくわからないところがいい感じを出している。この映画でソーの母親が死亡することが、後々の「アベンジャーズ エンドゲーム」に繋がっているところは、要チェックだろう。エーテルがインフィニティ・ストーンに関係あるのも、チェックポイントである。画質は4K/HDR10であるが、マスターデータは2Kなので高精細というわけでもないが、HDR10によるこうコントラストは高画質を提供していて、魅力を感じる。音響はDOLBY ATMOSで、頭上から落ちてくる物体の移動感や、雷の轟、ダーク・ワールドの荒廃とした世界などで効果を発揮している。ディズニーの4K UHD Blu-rayとしては効果ありの音響だと思う。
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