このブログで過去2回、ジェームズ・キャメロン監督の傑作SF映画「アビス」がBlu-ray化されるのでは?という記事を書いている。2016年と2018年のことだが、その後も何も進展がなかった。4Kマスターは完成しているのだが、ジェームズ・キャメロン監督が「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の制作で忙しくて「アビス」の4Kマスターのチェックに全く取り掛れなかったという話はその後聞いていた。
今日、アメリカのBlu-ray情報サイトTHE DIGITAL BITSの記事を読んでいたところ、アメリカの映画祭で4Kマスターだが上映形式が2Kになっている「アビス」がお披露目され、上映後のキャメロン監督とのQ&Aでビデオ化についての質問があったとのことである。
その回答でキャメロン監督は「4Kマスターは作ったし、そのマスターの監修も終えて私の手元からは離れている。色々な特典映像も準備した。近い将来4K UHD Blu-rayはリリースされるのではないか」という趣旨の話をしたというのである。
キャメロン監督の作品で言えば、「タイタニック」の4K UHD Blu-rayがこの年末にリリースされるという話が出てきている。公式発表はないが、Amazon.comではBlu-rayの予約受付が始まっているとのことなので、「アビス」の4K UHD Blu-rayのリリースも数ヶ月以内に発表、発売になる可能性が大いに高まっている。もちろん、作品は劇場公開版と完全版の両方を収録という話である。
THE DIGITAL BITSでも度々噂だけ流していてその度に外れてきた「アビス」の4K UHD Blu-rayリリースだが、この夏に「アバター」、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の4K UHD Blu-rayもリリースされたし、「タイタニック」のリリースもほぼ確実のようなので、今回ばかりは本当に4K UHD Blu-rayでリリースされるようなので、期待して待っていたい。
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