映画「スター・ウォーズ:シスの復讐」(輸入盤4K UHD Blu-ray UK)

レビューの詳細は、STAR WARS:REVENGE OF THE SITH(4K UHD Blu-ray UK)/スター・ウォーズ:シスの復讐/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。イギリス版で購入した「STAR WARS:SKYWALKER SAGA」の4K UHD Blu-rayでのシリーズの生みの親、ジョージ・ルーカスが製作に携わった最後の作品がこの「スター・ウォーズ:シスの復讐」であり、「フオースの覚醒」以降の作品は、ルーカスが製作に関わっていないため、別のシリーズとしてみた方がいいと個人的に感じているところである。「スター・ウォーズ」はルーカスが関わったエピソード1から6までが本編であり、7から9までは番外編として扱った方がいいと思っている。今回、4K UHD Blu-rayでエピソード1から6までを劇場公開順で視聴したが、アナキン・スカイウォーカーとルーク・スカイウォーカーのスカイウォーカー親子の話であり、フォースに調和をもたらすスカイウォーカー一家の話として、よくできた話になっていると思う。特にこの「シスの復讐」はオリジナル三部作とプリクエル三部作を繋ぐ重要なエピソードであり、暗い展開ながら、アナキンがどうやってダース・ベイダーに変身していったのか、ジェダイの騎士がどう粛清されたのか、パルパティーンがどうやって帝国軍のボスになったのかといった数々の疑問を見事に明らかにしていて、重い展開ながら面白く見せる工夫がされていると思う。クライマックスのヨーダ対パルパティーンの対決と、同時進行するオビ=ワン対アナキンの対決は、結末がすでに分かっているにもかかわらず、手に汗握る展開にハラハラドキドキさせるようになっている。映像は4K UHDで提供され、マスターが2K解像度なのにもかかわらず、高解像度でカラフルな映像を提示していて、魅力がある。そして、音響もDOLBY ATMOSなのでイマーシヴな音響であり、実に自然な三次元サウンド空間を実現していて、これまた聞き応えがある。エピソード7から9とスピンオフは別の機会に視聴しようと考えている。

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