「スター・トレック:ピカード」第1シーズン第9話

あらすじ

ボーグの作り出したトランス・ハブを通過して、ピカードたちは惑星コッペリウスに到着する。しかし、ロミュランのナレクが彼らを追跡していて、攻撃を受ける。そこに再起動したボーグ・キューブも到着し、惑星で生み出された巨大な蘭の花にそれぞれの船が取り込まれ、コッペリウスの地表に着陸する。ピカードはボーグ・キューブに歩いて行き、そこにいたセブン・オブ・ナインにボーグ・キューブの攻撃システム再起動を要請する。その後、アンドロイドの住む地域に訪れる。そこにはアンドロイドの生みの親、スン博士がいた。データそっくりのスン博士の登場にピカードは驚く。ピカードはアンドロイドたちがロミュランの犠牲になることを警告するのだが、アンドロイドの一人がヴァルカンの精神融合をマスターしていて、ジュラティの心の内を見て、自分たちの立ち位置を理解する。そして、有機体を全滅させるべく蜂起し、ピカードは囚われる。

感想

シーズン終盤の第9話は、次回の第10話と前後編の展開になっている。なので、物語のラストは次回へ続く、というところで終わっている。今エピソードではアンドロイドの住む惑星にピカードたちが到着し、彼らに警告を発するという展開になっているのだが、ゲストスタートしてスン博士役でブレント・スパイナーが出演しているので、展開はかなり面白い。ジュラティがオウから受けた精神融合の内容がアンドロイドたちに伝わり、彼らが独自の行動を図るところなどは、ピカードの理想とは違う展開になっていて、どう解決するのか疑問を残したまま終わっている。物語が無事完結するのか、第2シーズンに続くのか、気になるところである。

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