あらすじ
エンタープライズDやEの艦長として数々の功績を果たしてきたジャン・リュック=ピカード。彼は宇宙艦隊を引退し、フランスで葡萄畑を営んでいた。そのピカードの元にテレビ局が宇宙艦隊を引退した理由を話すよう迫る。ピカードはその理由を強い口調で話すのだった。そのピカードのもとにダージという若い女性が訪れる。彼女は若い男性と一緒にいたのだが、謎の組織が彼女を追いかけていて、ピカードのことを知っていたために助けを求めたのである。ピカードはダージを保護するが、夢の中でデータ少佐が描いた絵が、ダージそっくりなのに気づき、動転する。そのダージはピカードと共に宇宙艦隊の本部に行くが、謎の組織に襲われ死亡する。そして、ピカードは人工知能が人間と同じように思考できるか調査を始める。
感想
去年の早い段階から噂が漏れ聞こえていた「スター・トレック」の新シリーズ。「新スター・トレック:ザ・ネクスト・ジェネレーション」の名艦長ピカードを再び主役に添えて、新たな冒険に乗り出す様を描き出したのがこの「スター・トレック:ピカード」である。個人的にはピカードの再登板と、ゲストでブレント・スパイナー扮するデータ少佐が登場するのが、ツボにハマっている。設定は2009年の映画「スター・トレック」の設定をそのまま生かし、ロミュランの滅亡を過去に持ち、艦隊に不信感を抱いて引退したピカードのあり姿が描かれているのが、ストーリーの特異点かと思う。話はこれからさらに盛り上がるのは容易に想像つくが、アメリカの配信とあまり時間経過なくインターネット配信で見られるのには、感謝したい。ただ、Apple TVでAmazon Primeアプリを使って検索した限りにおいては、日本語吹き替えしかないのはちょっと残念。日本語吹き替えも5.1chサラウンドだし、ピカード、データとも昔のテレビシリーズの俳優をそのまま継続起用しているので、違和感を感じなかったが。
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