レビューの詳細は、JUSTICE LEAGUE(Blu-ray 3D)/ジャスティス・リーグ/輸入盤DVDで見た映画のレビューを参照のこと。「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」でスーパーマンが死去した後の世界を描いた、DCコミックのスーパーヒーローが集結したお祭り映画のような作品であるが、作品の出来はあまり良くなく、映画会社のワーナーが企画していた「DC・エクステンデッド・ユニバース」の作品の制作見直しを余儀なくされた作品でもある。今回3D Blu-rayで鑑賞したが、あまり期待していなかった分、そこそこ楽しめる映画になっている。もちろん、登場するスーパーヒーローたちの生い立ちが描かれないため、バットマンやスーパーマン、ワンダーウーマン以外のキャラへの感情移入がしづらいところがあるのだが、それでもザック・スナイダーが制作した映画にしては、割とアクションシーンが見やすく、アクションシーンだけで楽しめるところがある。そのザック・スナイダーは、この映画の撮影終盤で家族の自殺により降板してしまい、「アベンジャーズ」のジョス・ウェドンが追加撮影をしているので、その辺微妙なところはあるが、個人的には上映時間が120分とそんなに長くなく、ソコソコの出来に仕上がっていると思う。ワーナーの仕様により、3D Blu-rayにはDOLBY ATMOSが収録されていないので、dts-HD MA 5.1chでの鑑賞になったが、結構アグレッシブなサラウンドで、映画を楽しむ要素の一つになっているとは思う。
コメント