格安スマホの「フリーテル」端末会社が民事再生法適用

つい、先日通信業務を楽天に譲渡したばかりの格安スマホ会社の「フリーテル」、その「フリーテル」に端末を販売していた「プラスワン・マーケティング」が、今日負債を抱え、民事再生法の申請をしたと、日経新聞にあった。ここ2-3ヶ月、格安スマホやSIMの状況に暗雲が立ち込めているのが目に見えて分かってきたが、それの最たるものが、この「フリーテル」ではないだろうか。多大な広告費を形状し、赤字経営に陥っていたという同社は、通信部門を楽天に売却し、端末会社も本日民事再生法適用の申請をしたことで、格安スマホの状況が悪化しているのが、明確になってきた。これには、キャリアが価格建を改善して、見せかけの値段を安くすることで顧客流出を防ぎ出しているのに加え、サブブランドという名目で豊富な資金を投入して、格安のキャリアをもう一つ作ることで、自社の囲い込みから逃がさない作戦に出たことが成功になりつつあることが言える。そういう僕も、UQ mobileにMNPしてしまったことだし、しばらく格安SIMは苦戦するのではないかと思う。あとは総務省がどう動くか、である。それによって、また状況は変わると思う。ただ、キャリアはなんとしてでも囲い込もうとするから、キャリアの条件がよくなるような気はする。逆に格安SIMは当面苦戦かもしれない。

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