この日曜に観賞し、衝撃を受けた「この世界の片隅に」。映画鑑賞後に、原作コミックを買うまで物語に惹かれた僕だが、今日のエンタメニュースで、さらに驚く事実が明らかになった。普通、映画の週末興行収入は、大抵最初の公開週が最高の収益を上げて、その後、だいたい7割程度の割合で落ち込んでいくのが普通なのだが、この「この世界の片隅に」は、違っていて、毎週末に興行収入が前週を越し、ランキングでも僕が見た週末ではなんと4位にランキングするという異例の人気ぶりを示している。しかも、この映画、他の日本映画と違い、配給元が弱小なので宣伝もあまりできず、ネット上のSNS等でしか宣伝できないというのに加えて、主役のすずを演じた「のん」は、事務所とのトラブルで映画・ドラマ等に起用してもらえない能年玲奈。どう考えても逆風しかない状況で、よくここまでヒットしていると考えるべきだろう。年末に向かって、さらに拡大公開に向かうとのことで、さらにヒットする可能性がある。僕個人としても、この映画はヒットしてほしいな、と思っているので、気になる方は、ぜひ見ていただきたいと思う。
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