RollingStoneの10月号に、学生運動であるSEALDsがなぜ嫌われたか、について、各界の著名人が寄稿を寄せている。その中で、佐野元春は「SEALDsは嫌われたんじゃない、怖がられたんだ、いつの時代でも、自由な存在を怖がる連中はいる」という趣旨の寄稿を寄せて、SEALDsに対し、一定の理解を示すかのような発言をしていて、インターネット界では、批判を浴びている。曰く、SEALDsは若者に賛同を受けたわけでもなく、老人に賛同を受けていたとか、的外れな意見である、とか、散々である。個人的にはSEALDsって何をしていたのか、まともに追っかけていないので、その存在はよくは知らないが、単に大学のサークルの雰囲気で、政治活動やってました、程度の認識しかない。その感覚で佐野元春の意見を聞くと、違和感は感じるが、佐野元春は前から政治的発言は左よりの発言をしているので、まあこういうのもありかな、と思っている。たまたま昨日、Facebookでファンの人の意見を見ていたら、この発言に失望したので、距離を置く、なんて書き込みをしている人がいて、まだまだファン歴が短いな、と思ったりした。過去からこういう政治的発言はしているので、いちいちそれに左右されていては、ファンはやっていられない、というのが実感である。ただ、最近、佐野元春の発言が、世間とズレが大きくなっているのが、気になる。佐野元春の人気の低迷度がそこに現れているような気がしてならない。もう少し考えればいいと思うのだが。
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